目立たず痛くない
取り外せるインビザライン
矯正治療は長い間、歯の表面に矯正の器具(金具)を装着する方法で行われていましたが、1990年代以降は透明で目立たないマウスピースを用いた矯正治療が行われるようになりました。
当院では、アメリカで開発されたインビザライン(Invisalign system)というマウスピース矯正を行っております。
インビザラインとは
インビザラインは100カ国以上の国々で、900万人以上(2020年10月時点)の方が受けている治療法です。日本でも、今後さらに増加していくものと思われます。
食事の時に取り外すことが可能なため、食事に関する制限がほとんどありません。さらには、歯みがきもマウスピースを外して隅々まで行えるので、従来の器具(金具)を使った矯正治療にくらべて清潔な上、むし歯にもなりにくいという、口腔内に優しい矯正治療です。
目立たず、清潔でむし歯になりにくい。世界の150万人以上の方のデータから分析された緻密な歯の移動を行えることがインビザラインの最大のメリットといえます。
インビザラインの特徴
透明なマウスピース
マウスピースは透明なので、装着しても全く目立ちません。従来の矯正器具とは異なり、周囲の人に気づかれず治療を進めることができます。
着脱可能なマウスピース
マウスピースは、患者さま自身で脱着が可能。歯磨きの際には、取り外してブラッシングを行っていただきます。矯正期間中はオーラルケアを念入りにしてください。
治療に伴う痛みが少ない
ワイヤー矯正とは違い、アライナーと呼ばれるマウスピースを装着するだけなので、ワイヤー矯正のような痛みもありません。違和感も少ない矯正治療です。
視覚的に歯の移動を確認
治療開始前に歯の移動をコンピューターシミュレーションで確認することが可能です。歯を抜歯した場合と抜歯しない場合の仕上がりの違いを比較し、治療計画を相談しながら選択することができます。
金属アレルギーの方も安心
装置に金属が含まれることが多いワイヤー矯正と違い、ポリウレタン製のマウスピースを使うインビザラインでは、金属アレルギーの危険性もありません。
通院回数が少ない
治療開始の段階でアライナーを製作。アライナーは、患者さま自身で1週間〜10日ごとに交換していただくので、通院はメンテナンスのため、1.5~3ヶ月に1回程度のみです。
世界中で認められている
世界各国900万人以上の患者さまが治療を受けてきたインビザライン。そのうち89%以上の方が治療結果に満足しています。
発音障害が少ない
ワイヤーの矯正装置は、その複雑な形から発音障害を引き起こしやすいというデメリットがありますが、マウスピース矯正なら発音障害はほとんど気になりません。
ほとんどのケースに適応
ガタガタだからマウスピースでは矯正できない、ワイヤーでなければ治せないと言われた患者さまも一度ご相談ください。当院では、成人矯正のほとんどをマウスピース矯正で治療しています。
\荒川区初導入!/
最新スキャナー設備で
矯正治療を
精密・安全・スピーディに
最新口腔スキャナー『iTeroエレメント5Dプラス』の導入で、矯正治療のマウスピース作成時に行う歯形取りを精密かつ安全に行うことができるようになりました。
従来の粘土状の材料を流し込むアナログな歯形取りは、口を開けている時間も長く、苦しいというイメージがどうしても先行しがちでした。
『iTeroエレメント5Dプラス』では、デジタルスキャンにて歯形取りを処理することにより、患者さまの負担を最小限に軽減。歯形を取った後のデータ作成にかかる時間も省くことができるため、マウスピース作成を含む治療期間全体の短縮にも繋がっています。
また、立体的にスキャンをする『iTeroエレメント5Dプラス』は、寸法精度と適合精度も従来に比べはるかに優れていることも大きな特徴です。スキャンの精度が高くなれば、同時にマウスピースの完成度も高くなるため、患者さまのストレスをすこ軽減することができます。
従来の歯形取り
最新口腔スキャナーでの歯形取り
経験豊富な歯科医が対応
1990年代から広く取り入れられるようになった透明で目立たないマウスピースを用いた矯正治療です。当院ではインビザライン(Invisalign system)というアメリカで開発されたマウスピース矯正を行っております。
当院の歯科医師は、今まで数多くの患者さまへのインビザライン治療を実施。インビザラインは従来の矯正概念と違う歯の動かし方をするため、治療実績や経験の数が治療成功の一つの基準となります。
さらに、日本矯正歯科学会大会にて学術展示による発表やインビザラインのセミナー、勉強会にも積極的に参加。現在も日々、研鑽を重ねております。
Mファミリー歯科・矯正歯科が
選ばれる3つのポイント
安心
矯正対応できる院長が常勤しているので、いつでも相談や治療、急なトラブルに対応します。「装置が当たって痛い」「質問がある」など、お気軽にお声がけください。
短期間
患者さまのタイミングでご来院いただけるよう、治療のスケジュールを調整しています。そのため時間のロスがなくなり、結果的に短期間での治療が可能になります。
質の高い治療
様々な症例に対応してきた経験豊富なドクターが対応しているので、成功率の高い治療が可能です。不安なことがあればいつでもご相談ください。
できるだけ削らない!
当院のインビザライン治療
インビザラインにおいて、当院では多くの症例を経験してきました。また、一般歯科においては「痛くない・削らない」治療をコンセプトに、様々な患者さまの治療にあたってきました。 そんな当院だからこそ、インビザライン矯正治療においても可能な限り削らない治療を行なっております。
- 金属で修復されている部分を選択的に削る
- 金属で修復された部分のスペースを残して小さく作り治す
- むし歯の部分のスペースを残して治療
抜かない矯正を
実現する
当院では、削らない矯正に加え、抜かない矯正を推奨しています。ワイヤー矯正の場合、一般的には歯を動かすスペースを確保するために小臼歯を抜歯することが多いため、健康な歯の抜歯に抵抗を覚える患者さまも少なくありません。小臼歯は、噛み合わせにおいて重要な役割を果たしているため、抜歯による咀嚼機能への影響が現れてしまいます。そこで、当院ではできる限り健康な歯を温存する「非抜歯矯正」を推奨し治療にあたっています。
スペースの確保
臼歯を奥側に移動させることで、乱れた歯列を調整するためのスペースを確保します。
インビザラインのようなマウスピース矯正装置やインプラントアンカー矯正が、臼歯の後方への移動を可能にしてくれます。
歯の側面を削る
歯の側面を約0.2mm~0.5mm程度削ることで、歯を移動するためのスペースを確保。
ヒトの歯のエナメル質は通常1~2mm程度あるため、削ってもむし歯や歯の寿命が縮まるといった悪影響の心配はありません。
歯軸傾斜の改善
あごの大きさと歯の大きさのアンバランス以外にも、歯軸傾斜によっても歯列のスペース不足は起こります。
歯軸傾斜の解消でスペースの確保ができる場合、抜歯をせず歯軸傾斜改善矯正治療で改善を目指します。
インビザラインの
メリットとデメリット
インビザライン矯正のメリット
- マウスピースが透明だから目立ちにくい
- 食事や歯磨きの際に自分で取り外すことができる
- 治療の開始から完了までを3D画像でシミュレートできる
- 金属アレルギーの心配がない
- マウスピースが薄くて滑らかな形状なので異物感も少なく、口腔内に傷ができにくい
- 通院回数を少なくおさえられる
インビザライン矯正のデメリットとリスク
- マウスピースだけでは難しい症例があり、その場合は部分的にワイヤー矯正等を併用することがある
- 1日20時間以上マウスピースを装着しなければならない
継続できない場合は治療が計画通りには進まず、矯正期間の延長などが必要になる場合もある - 現時点で、インビザラインは日本の『医療機器としての矯正装置』として薬事承認がされていない(マウスピースの製作を日本で、かつ、歯科医師・歯科技工士が行わない)ため、医療機器法対象外であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外の場合がある
インビザラインで
治療可能な歯並び
出っ歯(上下顎前突)
日本人に多い歯列不正の一種で、上下の前歯が前方に突出した歯並びです。
開咬(前歯が咬んでいない)
奥歯で咬み合わせた時に、上下の前歯の間に隙間ができる歯並びです。口呼吸や口腔乾燥の原因になることもあります。
反対咬合(受け口)
下の前歯が前方に突出。上の歯が削れることがあるため、改善の必要があります。
叢生(凸凹歯列)
乱杭歯(らんぐいば)と呼ばれます。歯が重なっている部分があり歯磨きもしにくいため、むし歯や歯周病になりやすい歯並びです。
すきっ歯(空隙歯列)
歯と歯の間に隙間がある歯列不正です。一般的にはすきっ歯と呼ばれ、発音障害の原因となることがあります。
過蓋咬合(かがいこうごう)
開咬とは正反対の状態で、上下の歯が深くかみ合っている症状です。噛む度に上下の歯が擦れ合ってしまうため、咬耗症の原因になります。
よくある質問
- 1日どのくらいインビザラインを装着する必要がありますか?
- 1日20~22時間(歯磨きと食事以外)の装着が必要です。
- マウスピースをすることで話しにくくなりませんか?
- 装着を開始した数日は話しにくい感じがするかもしれませんが、時間が経過すれば装着していることにも慣れ、異物感も感じなくなるため、発音への悪影響もなくなります。
- なぜマウスピースで歯が移動するの?
- マウスピースにより歯に力が加わると、力を加えた側の歯槽骨が溶け、歯が移動していきます。歯が合った部分には新しく骨ができていきます。
これを繰り返すことで、1ヶ月あたり0.5~0.8ミリほど歯が移動します。 - どのくらいのペースで通院すればいいですか?
- はじめに月2回ほど通院していただき、そのあとは1から2か月に1度通院をしていただきます。
首都圏以外にお住まいの方や海外在住の方は、3 ヶ月に1 回の通院で治療を継続することもできますので、ご相談ください。 - 食事の時は絶対に外さなければならないの?
- 原則、食事の時にはインビザラインは外してください。繊細な装置のため、コーヒーや紅茶などのステインでも変色してしまう恐れがありますので、ご注意ください。