口腔内スキャナー

Merit.1  精密性

従来は粘土状の素材にて歯型取りを行なっていたため、以下のような変形が生じることがあり、歯型取りに時間がかかったり、精密な型が取りにくいことが多くありました。

特にマウスピース矯正において、マウスピースの精度と適合率は治療の結果に大きな影響を及ぼします。デジタルスキャンにて処理を行う口腔内スキャナー『iTero エレメント5D プラス』の使用により、より精度の高い治療が可能になりました。

Merit.2  安全・確実

従来の方法では、歯型取りの際に「オエッ」となる患者様も多く、喉奥に材料が流れてしまったり、材料が固まるまでの時間も長いため、患者さまの負担が大きい治療でした。そんな思いをしてとった歯型も、不鮮明な箇所があるとやり直しになってしまうことさえあります。

口腔内スキャナー『iTeroエレメント5Dプラス』では、口を開けているだけでスキャナーが正確なデータを採取するため、喉奥に異物感を感じることはありません。また、休憩を挟みながらスキャンが行えるため、長時間口を開けっぱなしになるなどの苦痛も軽減されます。

モニターを見ながら行うスキャンは、データが取れていない箇所もその場で確認できるため、やり直しなどの面倒からも解放されます。

Merit.3  時間短縮

従来は、歯型をデジタルデータ化するために型を海外へ輸送する必要があり、データ化まで約２週間の期間が必要でした。
口腔内スキャナー『iTeroエレメント5Dプラス』の導入でスキャンにかかる時間が節約できるので、インビザラインのマウスピースが完成するまでの時間、すなわち全体の治療期間の大幅な短縮が可能になりました。

セラミックやインプラントのかぶせものの作製においても、従来はお取りした歯型を国内の技工所に発送していたため、業者による回収、輸送の時間が必要でした。
『iTeroエレメント5Dプラス』は、デジタルデータで直接技工所に送信するため、これらの時間も大きく節約することができます。